廣田ゼミ生が発案 「しおり」と「ノート」の機能を兼ね備えたツール『Shiori Note』が発売開始
近畿大学の学生が製品開発コンテスト(Sカレ)で1位を獲得した企画「Shiori Note」が商品化され、10月10日から販売が開始されることが発表されました。この製品は、近畿大学経営学部の廣田章光ゼミと大阪書籍印刷株式会社が共同開発したもので、ビジネス書や自己啓発本などの知識を読書から得た学びを日常生活に生かすためのツールとして設計されています。
このプロジェクトは、2022年の製品開発コンテスト「Student Innovation College(Sカレ)」で優勝し、大阪書籍印刷株式会社との共同開発が実現しました。Sカレは日本最大の学生製品開発コンテストであり、学生チームが企業が抱える課題に対して新しいアイデアを提案し、優勝したチームのアイデアは実際に商品化されます。
「Shiori Note」は、学生たちがデザイン思考とマーケティングの能力を活用し、本の内容を知識として実生活で活用できるツールとして開発されました。これは、本に挟んで目印になるしおりと、読書で得た知識や気づきを手書きで記録できるノートの機能を組み合わせており、紙や手書きの良さをデジタル時代に再評価するアイテムとなっています。
また、「Shiori Note」の材質は、ゼミが「Shiori Note」に関して行ったアンケートを参考に1mm以下の材質が採用されています。
カラー展開は5色展開となっており、各色には「集中力」を高めるブルーなど、それぞれカラーごとに機能があります。
この商品は、大阪書籍印刷株式会社のウェブサイトと近畿大学生活協同組合の一部店舗で販売されます。
・大阪書籍印刷株式会社運営サイト
https://archshop.jp/
・近畿大学生活協同組合(21号館1階ショップLeaf)
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
価格:385円(税込)
※近畿大学生活協同組合では特別価格の308円(税込)で提供されます。
サイズ:高さ148mm×幅48mm×厚み1mm
ページ数:8ページ
経営学部商学科の学生代表、まりもさんは、「Shiori Note」を通じて読書の魅力を再発見し、多くの人に本に興味を持ってもらいたいと語っています。
*こちらのサイトでも取り上げていただきました!
「近畿大学生が製品開発コンテストで1位を獲得した企画を商品化 読書で得た学びを日常生活に生かす「Shiori Note」を販売開始」
https://newscast.jp/news/9744470