【特別インタビュー】『レトロ通知表診断』の開発秘話!!|活動報告|デザイン・クリエイティブ(創造性)教育研究コア|近畿大学 全学横断型研究プロジェクト DESIGN & CREATIVE Research

【特別インタビュー】『レトロ通知表診断』の開発秘話!!

【特別インタビュー】『レトロ通知表診断』の開発秘話!!

近畿大学ゼミ対抗のコンテストである「ビジネスコンテスト」にて 優勝した、廣田ゼミチームに、廣田ゼミ広報担当のゆーへい・おぐ・つじみがインタビューしました!!!

初めてのビジネスコンテストで、提案の実現・販売までと、長期間活動した彼らの開発秘話をお届けします!!

『レトロ通知診断書』の魅力はもちろん、今の彼らに繋がる苦労などを詳しく聴いてきました!!!必見です!

明治チームメンバー(右から、ヒラ・あまね・まな)

テーマ

未来を担う若年層に向けたチョコレートと健康を繋ぐ戦略立案

提案内容

株式会社明治との共同企画「販売促進サービス:レトロ通知表診断

「レトロ通知表診断」はZ世代に健康志向チョコレートを知ってもらうために開発されました。

Z世代が懐かしいと感じるような質問に「はい」「いいえ」の二択形式で回答していくことで、自分にぴったりな明治健康志向チョコレートを通知表形式で知ることが出来る診断テスト。

高齢者だけでなく、Z世代に健康志向チョコレートを知ってもらい、食べてもらうことでずっと健康でいてもらうことを目指します。

2023年9月から株式会社明治のサイトで情報が配信されると共に、今後、様々なスーパーなどの小売店にも順次展開していく予定。 

⚫若年層が健康志向チョコレートに関心を持ってもらえるような接点づくり 

⚫「デザイン思考」と呼ばれる思考法を活用した、新たなプロモーションの戦略立案 

⚫Z世代からの関心度が高い「診断テスト」と「レトロ」を組み合わせた「レトロ通知表診断」 

インタビュー

おぐ

『レトロ通知診断書』発売おめでとうございます!実際自分たちで開発した提案が実現しましたがいかがですか?

まな

自分達が提案した商品が、実際に店舗に並んでいくことを間近に感じられてとても嬉しいです。

ゆーへい

色々調べていく中で “レトロ”や“診断テスト”以外にも案が出てきたと思いますが、なぜ最終的に診断テストに行き着いたんですか?

まな

最初からSNSでどうPRしていくかを重視していました。診断テストは人によって結果が違うため、そこで親近感を持ってもらいやすいのではないかという点と、実際SNSで診断テストはトレンド入りすること多いため、Z世代にとって身近で関心があるのではないかという点で、診断テストに行き着きました。
早い段階で診断テストの案が出て、メンバー内でも意見が一致したので、すぐ先輩にフィードバックもらってみようという風にどんどん進んでいきました。

ゆーへい

早くから診断テストを組み込んでいくと決まっていたら、後々進めにくかった点はありませんでしたか?

まな

後々、診断テストと“Z世代に刺さる内容”をどのように掛け合わせるのかは苦労しました。

ゆーへい

その診断テストの内容はどんな方法で考えられたんですか?

まな

SNSアンケートでZ世代の関心を調査し、結果から傾向の分析とさらなる調査を繰り返しました。最終的な案のレトロの中でも、「何に懐かしさを感じるのか」や「どんなデザインに懐かしさを感じるのか」など、細かくアンケート調査などを行い、内容を詰めていきました。

ゆーへい

アンケート調査で工夫したことはありますか?

まな

今回プロモーションする3つの商品と診断結果をマッチさせるために、診断テストの結果を想定しながら、それらの商品の特徴に合わせた質問内容を考えてなど、アンケートの目的を明らかにして調査をするように工夫しました。

ゆーへい

個人的に健康志向のチョコレート×Z世代のアプローチは難しそうな印象が強いけど、購買行動まで繋げるという点について何かチーム内で話しましたか?

まな

まずチームで認知度を調べた際に、知っている人は20%とかなり低い現状が明らかになりました。それを受けて、食べてもらうことよりも“そもそもの認知度を底上げする”という目標を設定して、Z世代の興味関心を引くようなプロモーション案を進めていきました。

おぐ

先ほど、診断テストとZ世代に刺さる内容の組み合わせに苦労したとのことですが、活動で最も苦労したことはなんですか?

まな

やはり中間発表が終わった段階が苦労しました。詰めてきた案に対するフィードバックをいただいたことがきっかけで、一気に振り出しに戻ってしまったので、しばらく次の案が出るまでがしんどかったです。ツールを使って、現状足りていない点の整理などを行ったことで、次第に流れを取り戻していきました。

おぐ

優勝後、商品化していく段階で苦労したことは何ですか?

まな

診断テストの具体的な中身を作っていく段階は大変でした。細かく質問項目を調整したアンケートや、企業の方からいただくレイアウトのアドバイスなどを活用しながら作成していきました。時間が無い中だったので、メンバーが事前に各々考えてきた文章やキャラクターのイラストを持ち寄って、ミーティングを効率よく進められるようにしました。

あまね

ゼミに入って初めてのプロジェクトで、デザイン思考に沿って進めることも今までなかったので、手探りで進めなければならない点は非常に苦労しました。アイデア創出も経験が無く、最初は苦戦しました。当初のアイデアでは、レトロは出ていなかったので、企業の方との綿密な話し合いを行いながら、レトロのアイデアを詰めていく段階も大変でした。

おぐ

この活動を通して学んだこと・今後に活かしたいことは?

まな

私は、「諦めないで続けること」が一番大事だと感じました。中間発表後の元のアイデアのばらしでチームが挫折した際も、気分転換を入れながら諦めずに取り組めたことが思い出に残っているし、それがあったからこその優勝・商品化があると実感しました。今回の活動を今後どう活かせるかを考えて、成功に繋げていきたいです。

あまね

3人のメンバーが良い意味でバラバラのキャラクターだからこそ、最後まで活動できたと思います。各々が自身の役割を自覚して自ら行動する、そんなチームワークの重要性を強く感じたので、今後にしっかり活かせるようにします。

おぐ

私も別チームで参加させていただきましたが、優勝チームの活動の様子を知る機会はほとんど無かったので、このように詳しく話を伺えて面白かったです! 私自身も今のプロジェクトに活かせる学びを得ることができました。本当にありがとうございました!

インタビューいかがでしたか? 

レトロ通知診断付き明治チョコレートは …

・近畿大学生活労働組合コンビニプラム 

・関西のイオングループをはじめとした各種スーパーマーケット 

にて販売中!!! 

少しでも興味を持った方、ぜひ一度手に取って試してみてくださいね!!! 

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